今回いただいたのはニュータッチの「奈良天理スタミナラーメン」。生麺のような独特のツルみがある麺が特徴の「凄麺」シリーズの一つです。麺には定評がありますが、ピリ辛よりもちょっと辛くてサラッとしたスープも気に入りました。
このカップ麺のモチーフとなっているのは奈良県天理市のご当地ラーメン「天理ラーメン」。ウィキペディアによると…、
ダシはトンコツ、鶏ガラがベースであり、醤油タレを使用する。具には炒めた白菜、豚肉、ニラなどを使用した、辛く濃厚でコッテリとしたラーメンである。
とのこと。パッケージは赤いフチの中華丼を模したデザインで、オレンジ色がベース。毛筆調の「奈良天理」という文字が目立ちます。
早速つくってみる。
フタを開けると入っていたのは「後入れ液体スープ」と「かやく」が2袋。「かやく」の一つは白菜だけが入ったもの。
中はこんな感じ。本格的な味を追求したヤマダイ自慢のノンフライ麺です。
さて感想は。
お湯を注いで4分後にフタをとって「液体スープ」を入れたら出来上がり。
スープをまとって1本1本輝く麺。このツヤがたまらないですね。
さて、いただきます。丼に顔を近づけると漂ってくる食欲をそそるにんにくの香り。そしてまずは麺からいただきます。ツルッとしていて噛むとしっかりした弾力があります。次にスープをいただくと、さわやかな辛さがある醤油スープです。これは「豚骨ベースに豆板醤の辛みを効かせた醤油スープ」とのこと。かやくは、白菜をはじめ味付豚肉、ニラ、唐辛子。その中で存在感を放っているのが白菜。噛みしめると独特の甘みが口の中に広がり、辛いスープを一瞬マイルドにしてくれます。カップのフタの裏に書いてある「開発担当者からのメッセージ」によると、「白菜の旨味にこだわって、スープと具材を炒め煮込んだような雰囲気の再現を目指した」そう。先ほど紹介した天理ラーメンの定義によると「辛く濃厚でコッテリとしたラーメン」ということでしたけど、このカップ麺のスープはサラッとしていて、ゴクゴク飲めます。なんとも絶妙な辛さで、最初はスープを少し残そうと思っいたんですが、最後の一滴まで飲み干してしまいました。ごちそうさまです。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.8(気に入った)
<商品データ>
◎価格: 210円(税抜)
◎内容量:112g(めん60g)
◎カロリー:322kcal
◎発売日:2017年1月23日