朝霞の「ガリレオ 八兵衛」は、東武東上線「朝霞駅」東口を出てすぐの立ち食いそば・うどん店です。
東上線「朝霞駅」東口を出てスグ
それにしてもインパクトある店名ですね。駅併設のそば・うどん店で「ガリレオ八兵衛」！普通、「八兵衛」という店名の前には「うっかり」とか「ちゃっかり」とか「しっかり」といった語句を付けるのが一般的な日本人のメンタリティじゃないですか。ところが「ガリレオ」と「八兵衛」という全く語感・意味が異なる名前をつなげるとは何というぶっ飛んだネーミングセンスなんでしょう。歴史的なイタリアの天文学者と、国民的時代劇でお馴染みの食いしん坊のうっかり者ですよ。調べて見るとここにはもともと「八兵衛」という立ち食いそば屋があったそう。それが一旦閉店し、その跡にできたのがこの「ガリレオ八兵衛」とのこと。しかしなんで「ガリレオ」なのかは謎…。場所は東武東上線「朝霞駅」の東口を出てすぐです。
2階の改札を出て右手に進み、階段もしくはエスカレーターを降りて、右手のバスターミナル側。日高屋の隣です。
改札を出て正面に駅直結の商業施設「EQUiA（エキア）」の案内図があります。赤丸のところですね。
かけそば260円、天ぷらそば360円
店の入口右側には写真入りのメニュー看板があります。これによるとベースとなる「かけそば・うどん」が260円、「天ぷらそば・うどん」が360円。
丼ものやセットものもあり、焼肉丼が490円、天丼セット・カレーセットが500円。
なお、以前は店名を冠した「ガリレオそば・うどん」というメニューがあったらしいですが現在はメニューに見当たりません。残念。ただ「ジャンボそば・うどん」（500円）というのがその代わりみたいです。
カウンター10席＆立ち食いでキャパは14～15名
この日入店したのは14時過ぎ。お昼のピークを過ぎた時間とあって先客はいませんでした。入ってすぐ右手にPASMO・Suica対応の自動券売機があり、そこで食券を購入して注文カウンターで店員さんに渡してオーダーするシステム。店内はウッディな雰囲気で、厨房を囲むL字型カウンターと、右壁際にイスありカウンターがあります。L字型カウンターは入口寄りに3席ほどイスがありますが、それ以外はイスなしの立ち食いスペース。壁際のカウンターは7席です。キャパは14～15名程度でしょうか。ワンオペで対応していた店員さんに食券を渡してそばを指定し、壁際カウンターの中程の席で出来上がりを待ちます。壁には山芋の健康効果を示した「ガリレオ八兵衛.com」の貼紙。
カウンターの上をチェックすると割箸、爪楊枝、七味。
天ぷらはフワッフワ！
そして待つこと約2分で呼ばれ、いただいてきたのがこちら。「天ぷらそば」（360円）。
上から。
さて、いただきます。まずはそば。柔らか目の茹で麺ですね。さっき食券を渡す際、厨房内に茹で置きのそば・うどんが一人前ずつ入れられた丼がいくつか並んでいましたので、それをサッと湯通ししたものと思われます。つゆは濃い目の関東風。やや塩っぱめで遠くにほんのりとした甘さも感じます。そして天ぷらはフワッフワ。ほぼ衣でところどこに青ネギが見えるぐらい。野菜タップリのかき揚げもいいですが、つゆをたっぷり吸った衣がうまいので、これはこれでいいかも。食べている途中、立て続けに2人のお客さんが入店してきました。一人は30代ぐらい、もう一人は60代ぐらいの男性。そのうち60代男性は常連さんっぽくて、自動券売機で食券を購入する前に口頭で店員さんにオーダーを告げ、そうすることで店員さんがいち早く調理に移れるようにするという配慮を見せておられました。ということで独特の天ぷらを楽しみながら完食。ごちそうさまでした。
＜私の評価（5段階）＞
★★★☆☆ 3.3（まあまあ気に入った）
＜地図＞
＜店舗データ＞
◎住所：埼玉県朝霞市本町2-13-52
◎交通手段：東武東上線「朝霞駅」東口からスグ
◎営業時間：平日：6:00～翌1:30 日曜：6:00～24:00
◎定休日：無休（元旦はお休み）