東洋水産の「マルちゃん 紺のきつねそば」は、ふっくらとした揚げと優しいつゆの“きつねそば”です。
まずは見た目など。
マルちゃんと言えば「赤いきつね」と「緑のきつね」が二大巨頭ですが、そのシリーズとして2002年10月に誕生したのが「紺のきつね」です。そばに揚げをのせたいわゆる「きつねそば」は街の蕎麦屋さんでも一般的なメニューなので、ラインナップに加わっても何の不思議もありません。今回いただいた商品は、2019年1月21日にリニューアル発売されたもの。パッケージはその名の通り紺がベースのすっきりとしたデザイン。フタを見ると「紺」という文字に「コン」とフリガナが振ってあります。これって、きつねの鳴き声とかけてるよ、ってことなんでしょうか。
早速つくってみる。
フタを開けると入っていたのは「粉末スープ」と「七味唐辛子」が一体になった小袋。
中はこんな感じ。8×10センチ程度の揚げは存在感バツグン。
今回も麺のモチモチ感が増すと言われているレンジ調理に挑戦してみます。カップの中味を陶器の丼に移し、粉末スープも入れます。
熱湯を注いでラップをかけます。
さて感想は。
そしてレンジで加熱。今回はまず50秒加熱していったん取り出しましたが、まだかな…と思い、あと20秒加熱しました。最後に七味を振りかければ出来上がり。
麺リフト。黒っぽいそばです。
さて、いただきます。まずはそば。ツルツルと滑らかで、適度なコシがあります。レンジ調理によるモチモチ感はそれほどないですね。今回も加熱時間を間違ったか…。次につゆを一口すすると、かつお出汁の風味があって、柔らかで優しい味。これは「かつお節のだしをベースに昆布のだしを合わせ、濃い口醤油と砂糖でバランス良くまとめた」とのこと。具は味付け油揚げ、オニオン揚げ玉、かまぼこ、ねぎ。正直言って油揚げ以外は存在感がほとんどありません。揚げは噛みしめるとジュワッとしみ込んだつゆが口の中に広がります。ほんのりとした甘さがありますが、イヤな甘さではありません。カップ麺の揚げって、生の揚げとはまた違った独特のふっくらとしたいい食感があるんですよね。ということで、歯切れのいいそば、優しいつゆと共に大きな油揚げをしっかりと楽しんで完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.5(気に入った)
<商品データ>
◎価格:180円(税抜)
◎内容量:88g(めん65g)
◎カロリー:386kcal
◎発売日:2019年1月21日(リニューアル発売日)