八丁堀の「がんぎ 新川二丁目店」は、布海苔をつなぎに使った本格的なそばがワンコインで楽しめる立ち食いそば店。夜は立ち飲み屋としても楽しめます。
都内に三店舗を展開する「がんぎ」
「がんぎ」は株式会社い和多が運営する「東京で、越後十日町そば&越後の地酒を気軽に楽しんでいただける」がコンセプトの立ち食いそば店。この新川二丁目店の他に、新川一丁目と三田に店舗があり、都内に計3店舗を展開しています。
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今回ご紹介する「新川二丁目店」の場所はJR京葉線「八丁堀駅」B4出口より徒歩3分。駅のB4出口を出て高橋を渡り、新川2丁目交差点を左折した八重洲通り沿い。また、東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」からですと、A4出口を出てそのまま少し直進して、八丁堀交差点を右折し、亀島橋を渡った先の八重洲通り沿いです。
入口の右には「越後十日町そばと酒の店がんぎ」とそばの特徴を書いた看板が掲げてあります。
「もり・かけそば」360円、「かき揚げそば」470円
入口から入るとすぐ左側に小型の自動券売機があり、ここで食券を購入して奥の注文カウンターで店員さんに渡してオーダーするシステム。価格はベースとなる「もり・かけそば」が360円で、「かき揚げそば」が470円。どのそばも温・冷が同じ値段というのは嬉しいですね。この日入店したのは13時頃。先客は30代から50代ぐらいの男性が5名。店内は厨房を囲むL字立ち食いカウンターと、その反対側の壁沿いに直線の立ち食いカウンター。オールスタンディングです。キャパは合わせると20名程度でしょうか。店員さんは男女各1名の2名体制。注文カウンターで男性店員さんに食券を渡し、空いていた厨房前のカウンターで出来上がりを待ちます。カウンターの上をチェックすると、木製の小型トレイの中には爪楊枝、調味料は壺に藻塩?、わさび、七味。
夜は立ち飲み屋としても楽しめるのも「がんぎ」の特徴の一つ。壁沿いのカウンターの入口付近には日本酒を入れた冷蔵庫があって八海山、景虎、久保田、麒麟山などの一升瓶が並んでいます。
ツルツルッとした食感のそば
そして待つこと2分弱で出てきたのがこちら「おろしそば(冷)」(520円)。
上から。トッピングは刻みのり、鰹節、ねぎ、その下におろし。
そばはつややかで輝いています。
さて、いただきます。まずはそばから。「がんぎ」のそばの特徴は、小麦粉は一切使用せず、100%のそば粉に寒天状にした布海苔をつなぎに使っていること。温かいそばの場合はうっすら緑色なんですが、冷たいそばは薄目の茶色です。一口すするとツルツルッとした触感で、しっかりとした歯ごたえとコシ。つゆをいただくと、カツオ出汁が香りますが、おろしでのせいかやや薄目。トッピングの刻みのりと細目にカットされた鰹節などをアクセントとしながら、唯一無二のそばの食感を十分に楽しんで完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★★☆ 3.8(気に入った)
<地図>
<店舗データ>
◎住所:東京都中央区新川2-7-7
◎交通手段:JR・東京メトロ「八丁堀駅」B4出口より徒歩3分
◎営業時間:10:00~21:00
◎定休日:土曜・日曜・祝日