過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは東京都世田谷区南烏山にある「深大寺門前そば」です。なお記事内容は2016年8月時点のものです。価格など現在とは違っている可能性がありますので、ご了承ください。
「千歳烏山駅」北口から徒歩1分
場所は京王線「千歳烏山駅」北口改札から徒歩1分程度。改札を出てすぐ左に50メートルほどのところにあるドコモショップの角を右に曲がってすぐ。「深大寺そば」という黄色の看板とオレンジ色の暖簾が目印です。
昭和を感じさせるいい感じに年季の入った建物で、隣は「シグマ烏山」という電気屋さん。
キャパは13名
入口の横にはおにぎりやいなりを売るテイクアウトコーナー。店内は入口から奥へと続くカウンターが7席。その後ろに二人がけのテーブルが3卓でキャパは13名。平日の午前9時半に入店したのですが、店員さんはおばちゃんとおじさんの2名体制でした。先客はカウンターに男性2名、テーブルに女性1名。いずれも常連さんっぽくて、おばちゃんと私の一つ隣に座ったおじさんが「今年の夏はいつまでも暑いねぇ」などと話しておられます。外観同様に味のあるいい雰囲気で、ゆったりとした時間が流れています。
口頭でオーダーするシステム
この店は券売機はなく口頭でオーダーするシステム。カウンター手前から2番目に着席し、おじさんに「冷やし天ぷらそば」と注文すると、天ぷらは「かき揚げ」でいいかを聞かれます。見るとカウンター前の天ぷらケース内には揚げ置きされたかき揚げのほか、ちくわ天などが見えますね。「かき揚げお願いします」と答え、カウンター一番奥にある冷水機に水を取りに行くと、おばちゃんがコップに冷たい麦茶を注いでくれました。ありがたい。
かき揚げはしっとりタイプ
そして、3分ほどで出てきたのがこちら。「冷やし天ぷらそば」（430円）。
ブレたのでもう一枚。今度は上から。
そばはしっかりコシがあります。かき揚げは小エビ、タマネギ、ニンジンなど。カリッとしたのではなくて、しっとりとしたタイプです。このタイプはつゆにどっぷりと浸してブヨブヨにして食べるのが美味しいんですよね。つゆはやや濃い目ながら、しっかりとカツオ出汁の風味。食べている間には、テイクアウトコーナーでおにぎりなんかを求める人が次々と来て、こちらも結構繁盛していますね。などと思いながら食べているうちに完食です。今度は温かいそばをいただきたいですね。
＜地図＞
＜店舗データ＞
◎住所：東京都世田谷区南烏山6-4-32
◎交通手段：京王線「千歳烏山駅」徒歩1分
◎営業時間：7:00～21:00
◎定休日：不定休