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9月25日(日)
久々に晴れ間がのぞいた一日。最高気温も28度と高く、日中にはツクツクボウシの鳴き声も聞こえた。セミの声なんて3週間ぶり。午前中から金曜日取材の会社の原稿作成。朝食時に、録画しておいた「ゴッドタン」第4回バカヤロウ徒競走・後半戦を見る。出場はアンジャッシュ児島、千鳥ノブ、矢口真里、おぎやはぎ・矢作。目の前で繰り広げられる腹立たしい場面を見て怒りをため、その直後、バカヤロウと叫びながら猛ダッシュ。逆境に立たされた人間の強さを、バカヤロウパワーが試されるチャレンジ企画。まずは出場者を徒競走のスタートラインにスタンバイさせておき、目の前で本人を侮辱するコントを披露。終了と同時にスタートのピストルが鳴り、「バカヤロウ」と叫びながら走り出し、ゴールまで走り切る。屈辱された悔しさで、どれだけ自分のタイムを縮めることができるかを競うもの。例えば矢口の場合はこうだ。かつての人気番組「矢口ひとり」のプロデューサーが劇団ひとりに「番組を再開してほしい」と土下座して頼み込んでいる。劇団ひとりが了解すると「実はMCは矢口ではなくこちらの用意した別のアイドル(演じるのは矢口の事務所の後輩・℃-uteの岡井)にして欲しい」と頼まれる。最初は矢口の続投を懇願する劇団ひとりだが、最終的には了承し、矢口は後輩に愛着のあった番組MCの座を奪われることに。…というのが先週放映された前編のコント。そして後編の今回はその3年後という設定。矢口の後輩・岡井が後釜に座った新番組は視聴率も絶好調で、かつては矢口と兄妹のように親しかった劇団ひとりも今では矢口のことなどすっかり忘れたかのように、新しい相方に「お兄ちゃん」と呼ばれ相好を崩している。番組のプロデューサーから高視聴率を絶賛され笑顔を見せる劇団ひとりだが、急に真顔になり「番組が始まるときに約束した、もし番組が3年間続いたらMCを矢口に戻すという約束を守ってほしい」と切り出す。難色を示すプロデューサーに劇団ひとりが土下座。そこに登場した後輩までもが一緒になって矢口の復帰を願い頭を下げる。その姿にプロデューサーも胸を打たれ「矢口ひとり」の復活が決まる。そして最後に劇団ひとりと後輩が「気を使わせたくないから、頭を下げたことは矢口さんには内緒にしてください」と言ったその瞬間にスタートの合図。迫真のコントに思わず瞳を潤ませた矢口が「バカヤロウ~」と叫びながら走り出す…というもの。この番組は今回のテーマのように、人の傷口に塩を塗り込んで、そこをグリグリえぐってプライドをズタズタにして、そこに救世主を登場させて感動に導く企画が得意だな。夕方4時過ぎから大相撲九月場所千秋楽をテレビ観戦。隠岐の海は殊勲賞を受賞。本日も千代の国に勝ち9勝6敗で場所を終えた。豪栄道が全勝優勝。6時前に家を出て「鳥椿 大山店」へ。酎ハイにつまみは冷奴、キャベツ、ハムカツなど。シルバーウィークの翌週のせいか店は比較的静かだった。
今回は「鳥椿 大山店」をご紹介します。 目次 1 東武東上線「大山駅」から徒歩5分2 名物はチンチロリンハイボール3 キ…
9月26日(月)
雲が多めで、最高気温は30度。やや蒸し暑い一日。午前中は金曜日取材の原稿の仕上げ。昼過ぎから新しい仕事のテープ起こしなど。4時過ぎまで。4時20分頃家を出て酒場へ。5時20分ぐらいに入店すると先客は三人客1組、二人客1組、一人客2名と結構混んでいた。テレビでは久々の「シブ5時」。3人客・2人客の話す声がうるさいと思いながら酎ハイを飲んでいると、10分後ぐらいに3人客がお愛想。帰り際に30代中盤とおぼしきその中の一人が偉そうに「マスター、この店良い店だね。また来るよ」だと。一人で酒を飲みに来れないような若造が初めて入った店で店主に気安く声をかけるな。てめえなんぞ二度と来るな…と心の中で毒づく。その後、次々に客が帰り、5時40分には店内は一人客3人になりホッとする。シブ5時では能町みね子さんが大相撲九月場所の総括。6時からのニュースでは新幹線「のぞみ」の車内で乗客がヘビを発見して、浜松駅に臨時停車し、駆け付けた警察官がヘビを捕獲したことを伝えていた。6時半ぐらいに定量を飲んで店を出る。帰宅後、テレビでしくじり先生。水道橋博士、南原竜樹社長、徳光正行。他人の不幸・人の失敗談ほど面白い、という人間の本性を利用し、うまくアレンジした番組。ただ水道橋博士ってそんなにしくじっているわけじゃないじゃん。しばらくしたら長谷川豊が出てくるのかな。
9月27日(火)
晴れて暑い一日。最高気温は30度。午前中は昨日テープ起こしした原稿の大雑把なまとめ。14時から関内で取材のため、12時前に家を出る。もうすぐ10月なんでクールビズじゃまずいかもなぁと思ってジャケットを着てきたのだが、しばらく歩いて電車に乗り込むと汗がドッと吹き出てくる。横須賀線直通の湘南新宿ラインと根岸線で13時ちょい前に到着。立ち食いそば屋「相州そば本店」でかき揚げ天せいろ。取材現場に着くと、本日は他社と共同取材だそうだ。聞いてないよ~。今回は原稿のテーマが決まっているので質問事項が他社とやや違う。一般的な原稿ならば他社のライターの質問も参考になるが、今日はそうでもない。そのためとてもやりづらい。それはそれで仕方ないので百歩譲ろう。しかし許せなかったのは他社のカメラマンの女性。写真を撮りながら取材者に相づちをうったり、質問したりとやたら割り込んでくる。例えば取材者に私が出身地を聞いて「保土ケ谷です」と答えるとすかさず、後ろから「ああ、保土ケ谷ぁ~。私大船なんですよ」。「休日には奥さんとよくどこに行くんですか」と質問して「横浜駅西口です」と答えると、「あ~横浜だとやっぱりあそこら辺になりますよねぇ~」と来る。うるさいんだよこのタコ! お前は写真に集中しろ。30年以上カメラマン同行の取材の仕事をしているが、こんな礼儀知らずのカメラマンは初めて。本人は取材対象者とコミュニケーションをとって場を和ませていると勘違いしている節があり、悪気が一切ないようなのでよけいにタチが悪い。質問するこちらとしては流れを考えているので、コイツが割り込んでくる度に中断されてイラッとくる。「黙っていて欲しい」と何回言おうと思ったか。お客さんの手前、他社と揉めるわけにもいかないのでグッと我慢。とんだ取材妨害者だった。名前も連絡先もわからないので「非常に迷惑だった」という想いを伝えられないのがもどかしく、悔しい。取材は2時間20分ぐらい。せっかく関内に来たのだから近くで一杯やってから帰りたかったが、納期の関係で本日は断念。速攻で帰宅し取材のまとめなど。夕食をはさんで23時ぐらいまで。
横浜・関内の「相州そば本店 」はレトロな感じのビルの1階にある立ち食いそば屋。昭和の香りを感じる店です。 「相州そば」は…
9月28日(水)
朝から曇り空。午前中に昨日の取材メモをまとめてクライアントに送信。その後、テープ起こしなど。4時過ぎに家を出ると小雨が降り出してきたので引き返してビニール傘を取って来る。5時15分ぐらいに酒場に入店。先客は一人。たまに見る方。昨日は飲まなかったので一杯目の酎ハイがうまい。30分後ぐらいに先客は帰り、しばらく一人に。静かで実に居心地が良い。テレビでやっているシブ5時では国際宇宙ステーション(ISS)にいる宇宙飛行士・大西さんが登場。実はISSのトイレは尿を分解して飲み水に変える優れものだが、最近この機械の調子が悪かった。そのため用が足せないだけでなく、生活に不可欠な水が確保できなくなる危機的な状況になりそうになったらしい。そこで5時間かけて大西さんが修理し、現在は調子が良くなりめでたし、めでたし、といった話をしていた。そんな便利な機械が宇宙船内という特殊空間だけにせよもう実用化されているということは、今後施設や家庭にも普及すると考えていいのだろうか。そうなれば「今年は雨が少なく水不足が懸念されます」といったニュースは聞くことはなくなるのではないか。そしてもし一般家庭に標準装備されるようになったら…、いややっぱりあまり飲み水としては使用したくないなぁ。トイレを流す水ぐらいには使ってもいいけど、などと想像が止まらない。6時過ぎに一人来店。6時20分ごろ定量を飲み終え店を出る。帰宅途中、最寄り駅で電車を降りて連絡通路を歩いていたら「これ落としましたよ」と女子高生がハンカチを差し出してくれた。感謝。
9月29日(木)
曇り。午前中、原稿作成の続き。午後4時30分に家を出ると雨は降りそうにないが黒っぽくうすい雲が空の大半をおおっている。5時30分頃に酒場に入店すると先客は2人客1組と白髪でいつも最初にミルク割りを頼む方。カウンターに座ると大将が今日からぎんなんを始めましたと一言。これが出るようになるとすっかり秋だ。初物はとりあえずいただくようにしているので、ニラのおひたしの次の2品目に注文した。軽く塩をまぶして殻に焦げ目が少しつくぐらいまで炒ったものが7~8個、直径10センチ・深さ4センチぐらいの木製の丸い器に入れられて出てくる。しばらくは熱くてつかめないのでそのまま置いておく。数分経ったらそこから1個ずつ取り出して木製カウンターの上に直にのせ、長さ15センチ・直径4センチぐらいの桜の枝でカチンと殻を割るのがこの店の流儀。躊躇せず思い切り叩くのがコツ。最初はやり方がわからず戸惑っていたら大将が近寄ってきてこうやるんだとやってみせてくれた。もう10年以上前のことだ。それから毎年秋、炒りぎんなんが始まった日には、夏が終わったことを噛みしめながら儀式みたいにこうやって殻を割る。後からビリケンさんといつも最初にウィスキーハイボールを頼む人が来店。しばらくするとビリケンさんの方からカチンという音が聞こえてきた。本日も定量の4杯飲んでお愛想。帰りに池袋のヤマダ電機に寄って電気カミソリの交換用網刃と電気歯ブラシの替ブラシをポイントで購入して帰宅。
9月30日(金)
「とと姉ちゃん」に続き「朝イチ」に高畑充希がゲストとして登場していた。朝10時に日清の通販サイトがリニューアルオープン。200以上の商品が1食単位で買えるようになり、カップ麺好きとしては気になっていたので10時半ごろアクセスしてみる。しかしアクセスが集中しているらしくて動作が鈍い。2000円以上購入すると送料がタダになるので、東京では買えない地域限定商品を中心に12個ほど選ぶ。ただカートに入れるところまでは行くけれど、決済ページに飛ぶと画面は真っ白。仕事をしながら何度かトライしてみるが11時を過ぎても、12時を過ぎても状況は変わらず。13時過ぎにようやく決済ページに進み13時20分過ぎにオーダーできた。16時過ぎに家を出ると半袖だとちょっと肌寒いかな…ぐらいの気温。明日から10月なんだと実感。17時過ぎに酒場に入店。先客は空色自転車氏とスーツボウズ氏。厨房からイカを焼く香りが漂ってくる。スーツボウズ氏はいつも来店するとすぐにイカ焼きと白菜の朝鮮漬けをオーダーするので、おそらく店に来て5分以内だろうと推測。空色自転車氏は炒りぎんなんを注文していた。テレビの「シブ5時」をながめながら酎ハイ。ゲストは俳優・市村正親さん。年齢の割には若く見える、体が柔らかいなどといったことを話していたようだが、テレビの音量が小さめだったことと、あまり関心がなかったので内容はよくわからない。6時過ぎに定量を飲んで店を出る。
10月1日(土)
10月に突入。「とと姉ちゃん」は最終回。“とと”(父・西島秀俊)が登場することは昨日の「朝イチ」でチラリと言っていたので折り込み済み。知らなった方が良かったかも。とはいえ無難でホッとする終わり方。10時半頃家を出て病院へ。月に1度の血圧診察。外に出ると昨日よりさらに涼しい。歩いているとキンモクセイの香りが漂ってきてすっかり秋になったと感じる。本日は区民健診を受ける人が多かったようで院内は混んでおり50分くらい待つ。読んでいた「文は一行目から書かなくていい」(藤原智美著)を読了。参考になったのは「風景を動的に描写するときは時間の経過や動きを同時に描き、空気感も伝える」「動きがない風景は対象に近づいたり、別の角度から観察することで動きをつける」…という部分。ただ文章テクニックに関する記述は第3章までで、それ以降はデジタル隆盛・インターネット時代の文章に関する筆者の考察だった。診察は2分。調剤薬局も混み混み。帰宅後、請求書作成など。午後5時過ぎに家を出て上板橋に。「鳥椿 上板橋店」は休業中の貼り紙が貼ったまま。何店か見てまわったが本日は「居酒屋ビッグ(大)」に。最初の1杯は酎ハイ。次からはキンミヤの600mlボトル(1320円)を頼んで炭酸で割って飲む。ダイコンサラダが思った以上のボリュームだった。客層は年齢層が高め。気軽に飲めていい。
元祖チンチロリンハイボールの店「鳥椿 大山店」の支店として、2015年夏にオープンした「鳥椿 上板橋店」。 先日前を通り…
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