千代田区神田錦町の「河北や」は、山形肉そばが看板メニューの立ち食いそば屋。夜は立ち飲み屋としての顔も兼ね備えています。
イチオシメニューは山形肉そば(冷)
場所は電車なら都営地下鉄「小川町駅」もしくは東京メトロ丸ノ内線「淡路町駅」が最寄駅。小川町の交差点から大手町方面に向かって3~4分直進し、イオン銀行のATMがある美土代町交差点を右折してすぐ。大手町駅からも徒歩10分弱なので、大手町のオフィスで仕事をしていた時には結構な頻度で私も通っていました。この日は大手町で仕事があったため、1年以上ぶりの訪問です。
店の外側にはメニューを紹介するポスターが貼ってあります。
中でも看板メニューの「肉そば」にはこんな紹介文が添えられています。
山形県河北町名物「肉そば」
山形県を中心とした親鶏の肉とガラを炊き出したスープが自慢です。噛めば噛むほど味が出ますのでスープを口に含み味わって下さい。
“飲み”のメニューも豊富
白い暖簾をくぐって店に入ると、店内はカウンター5席、2人用テーブルが10卓ほど。テーブルはくっつけて4人席となっているところもあります。キャパは全部で25席というところ。壁にはキンミヤのポスターや居酒屋バージョンの時のつまみを書いた短冊がところ狭しと貼られています。メニューが豊富で立ち飲み屋としてもイイ感じ。
まずは入口正面にある小型の自動食券機でチケットを購入します。このチケット、よくある食券ではなくて、スーパーのレシートみたいなペラペラな紙が下の方からスーッと出てくるので注意。それを注文カウンターで店員さんに渡します。ここでいつもなら「今から茹でるので少しお時間いただきます」と言われるはずなんですが、この日はなし。まあ、いいか…と思いながらカウンターのトレイの上に10個ぐらい並べてある冷水入りのコップを一つとって、テーブル席に座ります。
鶏だしのスープ、コリッとした鶏肉は良かったんですが…
そして待つことわずか1分ちょい。呼ばれて出てきたのがこちら。肉そば(冷)400円。ちなみに一味は後からかけたものでデフォルトではかかっていません。
いつもならあと数分がかかるはずなのに…とやや不思議に思いながら受け取り、ついでに箸もカウンターでもらって着席。
さあ、いただきましょう。まずはそばを一口。しっかりとコシのある硬めのそば…
…のはずだったんですが、この日のそばはなんかぶにゅっとして柔らかい。あれ!? すぐに出てきたことから考えるとひょっとして茹で置き? とはいえ、透明でさっぱりとしていてゴクゴク飲める鶏だしのスープ、コリッとした歯ごたえのある鶏肉は申し分ありません。ただここの独特の硬めで無骨なそばが好きだったので少しガッカリ。時刻は昼1時過ぎでお昼時だったので、お客さんの待ち時間を少しでも短縮するためにそうしたのだと思うことにします。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.2(まあまあ)※これは今回のみの評価。それまでは4~4.5ぐらいでした。
<地図>
<店舗データ>
◎住所:東京都千代田区神田錦町1-2 官報神田錦町ビル1F
◎交通手段:都営新宿線「小川町」B7出口から徒歩5分、
地下鉄「大手町駅」Cb出口から徒歩8分
◎営業時間:[月~金]10:30~23:00
◎定休日:土曜・日曜・祝日