三田の「がんぎ 三田店」は布海苔をつなぎに使ったそばが特徴の立ち食いそば店。夜は立ち飲み屋としても楽しめます。
都内に三店舗を展開する「がんぎ」
「がんぎ」は株式会社い和多が運営する「東京で、越後十日町そば&越後の地酒を気軽に楽しんでいただける」がコンセプトの立ち食いそば店。この三田店の他に新川に2店舗あり、都内に計3店舗を展開しています。三田店の場所は都営浅草線「三田駅」A3出入口から徒歩1分で、JR山手線「田町駅」西口より徒歩5分。田町前を横切っている第一京浜から一筋ぐらい入ったところ。店頭には自動販売機があり、通常はここでチケットを購入し入店して正面の注文カウンターで店員さんに渡してオーダーするシステム。ただし、この日はご覧のように券売機が故障しているので店内で注文して欲しいとの貼り紙が。
店内に入り、壁のメニューを見てオーダーを決めていると、正面の注文カウンター前にいる店員さんが「こちらにもメニューがありますので、こちらでどうぞ」と声をかけてくれます。注文カウンター前に行くと店員さんが持っているメニューを一通りながめ、注文を決定して告げます。価格は「もり・かけそば」が360円で、「かき揚げそば」が470円と通常の立ち食いそば店よりは約50~60円ぐらい高めの設定。店内は店の左右の壁沿いに立ち食いカウンターがあるシンプルなつくりになっています。左側が6~7人、右側が3~4人立ち食いできるぐらいの長さで、キャパは10名程度。この店は夕方から立ち飲み屋にもなるため、壁には日本酒のポスターなどが貼ってあり、日本酒のメニューもあります。
うっすら緑色でツルツルとしたそば
そして約2分後、呼ばれて受け取ってきたのがこちら。「かき揚げそば」(470円)。
上から。
さて、いただきます。まずそば。つなぎに布海苔を使っているのがこの店の特徴。そのためうっすら緑色です。一口すするとツルツルとした触感で、しっかりとした歯ごたえとコシ。次につゆはカツオ出汁が香りますが、それほど主張せず、あっさりした印象。かき揚げは玉ねぎを中心に春菊の切れ端、イカゲソなど。衣は薄く軽めに揚げてあり、時間が経つにつれてホロホロとつゆにとけていくタイプ。とにかくツルツルとしたそばの食感が面白く、箸が進み完食です。ごちそうさまでした。今度は盛りでそばをじっくりと味わってみたいですね。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.8(まあまあ気に入った!)
<地図>
<店舗データ>
◎住所:東京都港区芝5-30-1 藤和芝コープ103
◎交通手段:都営浅草線「三田駅」A3出入口から徒歩1分
JR山手線「田町駅」西口より徒歩5分
◎営業時間:[月~金]10:00~21:00
◎定休日:土曜・日曜・祝日