「立ちそば処 鷹」は、山形県米沢駅構内にあって電車の待ち時間などにサクッと食べられる立ち食いそば店。「牛肉そば・うどん」や「山形のだしそば・うどん」など、地元の名物を使ったメニューも人気です。
JR「米沢駅」改札を出て徒歩30秒
場所はJR奥羽本線・米坂線「米沢駅」の改札を出て徒歩30秒の西口駅舎内。駅のコンビニ「NEWDAYS」の隣辺りです。米沢と言えば「米沢牛」が超有名ですが、このお店は米沢牛を使った駅弁としてたびたびメディアでも取り上げられる「牛肉ど真ん中」を製造販売している新杵屋が経営しているそうです。
米沢駅前、新杵屋グループ「立ちそば処 鷹」「食房 杵」「カフェ マレット」のご紹介…
店の入口左に自動券売機があって、ここで食券を購入して店内で注文するシステム。価格はベースとなる「かけそば・うどん」が300円で、「天ぷらそば・うどん」が380円と、駅の立ち食いそば店としては平均的。「牛肉そば・うどん」(680円)、「山形のだしそば・うどん」(390円)、「冷やだしそば・うどん」(440円)3つのメニューボタンの上には「大人気」という紙が貼ってあります。そして注目すべきは立ち食いそば店では超高級と言える1030円という値段の「牛丼」。この価格から察するにおそらく米沢牛を使ったものだと思われ、クチコミ情報によるとかなりウマいらしいです。
立ち食いカウンターのみでキャパは7~8名
店は厨房前の直線立ち食いカウンターのみ。ざっと見たところキャパは7~8名でしょうか。この日入店したのは午後4時15分と、中途半端な時間だったため先客はおらず。「いらっしゃいませ」と出迎えてくれたのは3人の女性店員さん。そのうちの一人に食券を渡して出来上がりを待ちます。
カウンターの上には割箸と爪楊枝。箸ケースには「だしうどん・そば」など、おすすめメニューをアピールするPOPがすっぽりとかぶせてあります。ちなみに「だし」というと、どうしても「出汁」を連想しますが、山形の「だし」は、きゅうりやなすの夏野菜とみょうが、大葉、生姜などの薬味類を合わせたもの。ご飯や冷奴にかけてよく食べられています。
また、きゅうりと青南蛮(唐辛子)とみょうがを刻んでしょう油につけ込んだという山形名物の漬物「きなみ」のおにぎりのPOPもありました。なんかうまそう。
そして待つこと1分ちょいで出てきたのがこちら。「冷やかけそば」(350円)。
上から。ネギの他にきゅうりが3切れトッピングされています。
さて、いただきます。そばは太めで存在感たっぷり。提供時間からするとゆで麺ですかね。わさびを少し付けていただくとコシがあり噛み応えも十分。太めのそば好きにはたまりません。店内には「細めんあります」いう貼り紙があったので、注文時に頼めば細麺もOKのようです。つゆは心持ち甘いかな。ネギと3切れ添えられたきゅうりをアクセントにしつつ、あっという間に完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.5(気に入った)
<地図>
<店舗データ>
◎住所:山形県米沢東3-1-1
◎交通手段:JR奥羽本線・米坂線「米沢駅」改札外 西口駅舎内
◎営業時間:6:30~19:30
◎定休日:無休