「あじさい茶屋 鶯谷店」は、JR「鶯谷駅」改札内にある駅そば店。禁煙の1階のほか、喫煙可の2階席がある珍しいつくりです。
JR「鶯谷駅」の南口改札を入ってすぐ。
「あじさい茶屋」はJR東日本系の日本レストランエンタプライズがJR東日本管内の駅周辺に展開する駅そばのブランドの一つ。一時はかなりの店舗数があったのですが、都内を中心にワンランク上のブランド「いろり庵きらく」化が進み、現在（2018年12月）はこの「鶯谷店」のほか、中野店など全部で10店舗のみになっています。今回ご紹介する「鶯谷店」の場所はJR山手線・京浜東北線「鶯谷駅」の改札内。
ホームから階段を上がって向かう南口改札の近くです。
2階（28席）は喫煙可。
この日、入店したのは12時55分頃。入口を入ってすぐ右手にタッチパネル式の自動券売機があり、そこで食券を購入して入口左手にある注文口で店員さんに渡してオーダーするシステムです。価格はベースとなる「かけそば・うどん」が280円で、「かき揚げそば・うどん」が400円（注：2018年12月1日より値上げされていました）。店内は1階と2階がある駅そばではとても珍しいつくり。1階は禁煙でカウンター席が11席、2階は喫煙席で28席で合わせると39席。先客は20代後半ぐらいの男性が一人でした。
食券を購入し、店員さんにチケットを渡し「そば」を指定。2階に行く階段の手前付近のカウンター席で出来上がりを待ちます。カウンターの上をチェックすると、金属トレイの中に七味、コショウ、すりごま、爪楊枝、紙ナプキン。そして同じく金属の箸入れに黒のリターナブルタイプの箸。
駅そばらしい「茹でそば」もまた良し。
そして待つこと2分弱で呼ばれ、いただいてきたのがこちら。「イカ天そば」（420円）。
イカ天のほか、トッピングされているのは少量のネギのみで、シンプルなルックス。
さて、いただきます。イカ天の左横付近に七味をサッと振ってまずはそばから。まるくて柔らかタイプの茹でそばです。「いろり庵きらく」「そばいち」など、駅そばでも生そばを出す増えた現在、この茹でそばは、いかにも駅そばという感じがして逆に落ち着きます。つゆも鰹出汁の香りとかあんまりしなくてチープ。イカ天は衣がフワフワのタイプ。適度につゆを吸った衣、そしてイカは柔らかくサクッと噛み切れて食べやすいですね。おっ、2階から食べ終えたと思われるお客さんが降りてきました。もう一人お客さんがいたんですね。そしてお店には外回りの途中と思われるビジネスマン風のお客さんが3名続いて入って来ました。シーンとしていた店内が少しざわつき始めたところで完食。ごちそうさまでした。
＜私の評価（5段階）＞
★★★☆☆ 3.3（まあまあ）
＜地図＞
＜店舗データ＞
◎住所：東京都台東区根岸1-4-1 JR鶯谷駅構内
◎交通手段：JR「鶯谷駅」改札内
◎営業時間：［月～金］7:00～20:00［土日祝］8:00～19:00
◎定休日：無休