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【全国の名店紹介】小樽「なると本店」小樽市民のソウルフード「若鶏半身揚げ」はビールが進む進む!

過去に紹介したお店で、これぞ名店と思った店の紹介記事を再掲します。今回ご紹介するのは北海道小樽市の「なると本店」です。 なお記事の内容は、営業時間が変わっていたので変更していますが、価格などは当時(2017年1月)のままにしています。値上がりしている可能性があります。ご了承ください。

小樽駅から徒歩7~8分

北海道小樽市の「なると本店」は1965年の創業以来、半世紀以上にわたって小樽市民に愛されてきた人気店。ボリュームタップリで皮はパリッパリ、肉はジューシーな若鶏半身揚げが看板メニューです。

場所は小樽駅前の中央通を海側に進み、稲穂2丁目の信号を左折して梁川通りに入り、200メートルちょい直進したところ。途中には小樽中央市場ビル(2棟・3棟)などがあります。この通りには何やらゼンマイみたいな形をした緑の外灯が等間隔に設置されています。道路左側に見えるニワトリのイラストがあしらわれた「若鶏時代 なると 本店」という白の大きな看板が目印です。まあこの看板を見なくても、20~30メートル手前から鶏を揚げる香ばしい香りが漂ってくるのですぐわかるはず。店頭には名物料理の写真入りの顔ハメ看板!

座席で注文メニューを決めレジでオーダー

キャパは座敷席、テーブル席、カウンター席など270席という大箱。ホームページによると2階は座敷小部屋6室・最大80名収容できるとのこと。行ったのは日曜日の午後3時前だったため、行列こそありませんが、入店すると1階は7~8割の入りとさすが人気店。店内には先ほど店の外まで漂ってきた鶏を揚げる香りが強烈に充満しています。まずは入口で店員さんに案内されて空いている座敷席に通されます。席でメニューを見て注文するものを決めてから、レジに行ってオーダーし精算するというシステムです。

若鶏半身揚げ&ざんぎが人気メニュー

こちらがメニュー。上にドカーンと一番人気の「若鶏半身揚げ」(980円)の写真、その隣にもう一つの看板メニュー「ざんぎ」。こちらは5個で700円。ボリュームたっぷりの若鶏定食とか、若鶏・寿司セットといった定食もあります。

まずは瓶ビール(中・550円)が運ばれてきました。アサヒスーパードライもあるんですが、選んだのはもちろんサッポロクラシック。枝豆が付いてきました。その他のドリンクとしては、生ビール(中)が550円、小樽ビールが500円、日本酒(大)が500円、各種酎ハイサワーが400円、ハイボール350円、焼酎ボトル(700ml)が1700円など。もちろんソフトドリンクもあります。

「半身揚げ」登場までをつなぐ軽いツマミということで選んだのがこちら。オニオンサラダ(350円)は、創業者の出身地である兵庫県淡路島産の玉ねぎを使用とのこと。シャキシャキ。

揚げたての熱々にかぶりつく!

そして待つこと10分弱で登場したのがこちら!もはや風格さえ漂う「若鶏半身揚げ」。

揚げたてのアツアツ。少し冷めるのをまってから、手で捌いてかぶりつきます。感想はありきたりですけど、皮はパリッパリで、肉はジューシーという表現しかないですね。で、これがビールに合う合う。1本目のビールはすぐになくなってしまいました。そしてもう1本ということで、レジに行って再度注文。この日は雪道仕様で脱いだり履いたりするのにやや時間がかかる靴を履いていたので、これが結構面倒。最初から2本ぐらい頼んでおいた方が良かったですね。まわりを見ると、地元の人らしき家族連れ、私のような観光客、そして中国人観光客の団体さんたちが、ワイワイガヤガヤやりながら、みんな半身揚げにかぶりついています。あれ、隣のカップルの男性は「鶏そうめん」なんていうしゃれたメニューを食べていらっしゃいますね。昼間から酒を飲みたい人も、そうじゃない人も小樽に行ったらぜひ!40分ほどで店を出るとジャンパーに揚げた鶏の匂いがすっかり染みついていました。ごちそうさまです。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:北海道小樽市稲穂3-16-13
◎交通手段:JR「小樽駅」より徒歩7~8分
◎営業時間:11:00~21:00
◎定休日:不定休

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