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【立ち食いそば】新橋「丹波屋」サラリーマンのオアシスにある立ち食いそばの名店。

新橋の「丹波屋」は、サラリーマンのオアシスと言われるニュー新橋ビル内にある立ち食いそば店です。

サラリーマンのオアシス・ニュー新橋ビル1階

場所はJR・東京メトロ銀座線「新橋駅」烏森口から徒歩1分の場所にあるニュー新橋ビルの1階。このビルは新橋駅前のSL広場に面したビルで、飲食店のほか、チケットショップ、マッサージ店など雑多なテナントが入る雑居ビルで、サラリーマンのオアシスとも言われることでも有名です。今回ご紹介する「丹波屋」は、SL広場側の入口から入ると一番奥右の出入口を出てすぐの場所。ビル内なのに一回出るのはビルの外側にしか入口がないから。ちなみに、この店の数店隣に「箱根そば」があるのですが、こちらはビルの中からも外からも入れるようになっています。入口付近はこんな感じ。ちょうど製麺会社・むらめんの配達の方が来ておられたようです。

入口右横にはメニューやら紹介された雑誌の切り抜きなどが貼ってあります。

カウンターのみで立ち食いスタイル

この日入店したのは11時10分過ぎ。これからお昼のピークを迎えるという時間だったということもあり、ありがたいことに先客はおらず。店員さんは女性2名体制でした。自動券売機はなく、口頭でオーダーするシステム。カウンター中央部分にスペースを確保し、店員さんに「天もりお願いします」と、オーダーします。店内は厨房を囲む変形L字カウンターのみ。完全立ち食いスタイルで、キャパはギュッと詰めて入って8名入るかどうか。密が禁じられている今のご時世では4名がギリといったところでしょうか。カウンターの上をチェックすると、ごまや小袋タイプの七味、輪切りの唐辛子など。

さらにワサビや揚げ置きの天ぷらなどが置かれています。

甘めでカツオ出汁の風味が豊かな絶品つゆ

そうこうしているうちに、店員さんに「天ぷらにつゆをかけますか」と聞かれましたので、かけていただくようお願いします。そしてまず出てきたのがこちら。天ぷらとネギの入ったつゆ。

天ぷらに小袋の七味をかけて待っていると、しばらくしてそばが出てきました。というわけで「天もり」(400円)。

そばと引き換えに店員さんに500円玉を渡し、100円のおつりをもらいます。さて、いただきます。まずはそばから。ちょこっとわさびをつけて、つゆに浸していただくと、茹で立てのそばは適度なコシがあり喉ごしも良し。先ほどオーダー後に店員さんが茹で始めるのを見ていたら、冷凍麺だったので、むらめんの冷凍麺だと思われますがほぼ生麺の食感です。そして、つゆは甘めですが、カツオ出汁の風味がとっても豊か。これまで他ではいただいたことのない、この店独自の味わいあるつゆですね。天ぷらは玉ねぎがベースで、干しエビも入っています。直径10センチくらいでボリューム満点。つゆをかけてもらったため、衣にはしっかりとつゆが浸みていて、やわらかくなっています。食べているうちにお客さんが次々と入店。この時点で私を含めて4名となり、店内はかなり密になってきました。というわけで、食べるピッチを少し上げ、絶品つゆを楽しみながら完食。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.9(気に入った)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル1F
◎交通手段:JR「新橋駅」烏森口から徒歩1分
◎営業時間:7:00~23:00
◎定休日:土・日・祝日

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