板橋区仲宿の立ち食いそば店「そば谷」を、リピート訪問してきましたのでご報告します。
ベースのそばが270円で天ぷらは100円~
「そば谷」は、2020年2月12日にオープンした立ち食いそば店。かつて東十条にあった名店「そば谷」をリスペクトし、その名を引き継いだというお店です。場所は都営地下鉄三田線の「板橋区役所前駅」と「板橋本町駅」とのちょうど中間辺り。上に首都高が走る国道17号線(中山道)沿い。外の壁には黄色バックで価格入りでメニューが紹介されています。
価格はベースとなる「そば・うどん」の並が270円。大盛(麺1.5倍)が350円で、半分(麺半分)が200円。半分があるのが珍しいですね。トッピングとなる「五目かき揚げ」「ジャンボげそ」が180円、「げそ天」「いか天」「とり天」が各130円、野菜天ぷら各種が100円など。なお、前回訪れた時は二部の営業時間は20時まででしたが、2020年11月16日から22時までとなったようです。
完全立ち食いスタイル
この日入店したのは12時20分頃。ちょうどお昼のピーク時で、先客は男性客が7名とほぼ満員。密を避けるためにしばらく店外で空くのを待ちます。そして3分後ぐらいに入店。店内は厨房を囲むL字カウンターがあり、6~8名が立ち食いできる感じ。奥の壁際にも2~3名が立ち食いできるカウンターがあります。自動券売機はなく、カウンターの一角の注文コーナーで店員さんに口頭でオーダーして、前払いで料金を払うシステムです。イスはなく、純粋な立ち食いそば店。L字カウンターの上にあるガラスケースには、揚げ置きされた天ぷらが並んでいます。
そして床にはそばケースが積んでありました。東十条の「そば谷」と同じく、埼玉県川越市の興和物産株式会社製の麺を使っています。
いただいたのは「紅生姜天そば」
そして待つこと2分ちょいで出てきたのがこちら。「紅生姜天そば」(370円)。
上から。今回はネギ多めにしていただきました(無料)。
さて、いただきます。まずはつゆを一口。国産厚削り「宗田かつお節」「鯖節」をふんだんに使用して毎日店舗で出汁をとっているというつゆをいただくと、かつお出汁の風味が豊か。割とさっぱりした感じ。そばは生そばだと思われます。そして紅生姜天。衣は薄めです。箸で割って口に運ぶと、衣に浸みたつゆの味と共に、口の中に紅生姜の爽やかな辛味が広がります。そして時間が経過すると共に、紅生姜の辛味はつゆにも溶け出していき、つゆがチョイ辛になっていきます。これが紅生姜天の醍醐味。というわけでピリ辛のつゆとそば、そして紅生姜天を一緒に楽しみながら完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.6(気に入った)
<地図>
<店舗データ>
◎住所:東京都板橋区仲宿53-1
◎交通手段:都営三田線「板橋本町駅」「板橋区役所前」より徒歩7~8分
◎営業時間:[月~土]第1部/5:00~9:00、第2部/11:00~22:00
◎定休日:日曜日