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【立ち食いそば】関内「相州そば本店 」レトロなビルの一角にあるオーソドックスでトラディショナルな立ち食いそば店。

横浜・関内の「相州そば本店 」はレトロな感じのビルの1階にある立ち食いそば屋。昭和の香りを感じる店です。

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「相州そば」は和田町駅など相鉄沿線を中心に駅そば店を数店舗展開しており、運営はなかや商事という会社。2015年3月いっぱいで閉店したそうですが、かつて「天王町駅」にあった店には行ったことがあります。この店はその本店。

場所はJR根岸線「関内駅」から徒歩約5分。JRからですと横浜市役所や横浜スタジアムのある方面へ出て、横浜市役所の敷地内を抜け、200メートルほど直進したベイスターズ通りと入船通りの交差点の一角。もともと鮮やかなブルーだったのが、日に焼けてグレーがかった青になってしまったビニール看板に「SOHSYU-SOBA」の白い文字が目印。ビルも年季が入っており、外壁落下防止のため、壁にはネットがかけられています。なお、横断歩道を挟んだこの店のすぐ手前にはライバル店「ゆで太郎 関内ベイスターズ通り店」があります。

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小さめの白い暖簾をくぐって店内に入ると、カウンターのみでオールスタンディング。キャパは15~20名ぐらいでしょうか。中央の厨房を取り囲むカウンターの左側には揚げ置きした天ぷらを入れたケースがあり、ちくわ天80円、なす天80円、海老天230円、とり天180円、アジ天100円、コロッケ80円など。どの種類も結構多めに揚げ置きされていますね。

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先客は8名程度。まずはカウンターにスペースを確保し、上にあるメニュー一覧看板から選んで中の店員さんに口頭で注文すると、まずはネギが入ったつゆが先に出てきました。天ぷらケースの右手前にある給水器でコップに水を入れ、一口飲んでそばが出てくるのを待ちます。

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そして3分ぐらいで出てきたのがこちら、かき揚げ天せいろそば(390円)。キャッシュオンデリバリー方式なので、100円玉4個を渡して10円のおつりをもらいます。わさびはカウンター上にある小ぶりのツボに入っており、添付されているちっちゃいスプーンでセルフで好きなだけ加えることができます。

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そばは茹でたて。下に敷いてある“すのこ”が青緑色のプラスチック製なのでややチープな印象を受けますが、そば自体はツヤがあって見た目は美しいですね。無造作に載せられたかき揚げはほぼタマネギで、カリッというのではなくやや柔らかめに揚げたタイプ。つゆは醤油が強めで、全体としてオーソドックスでトラディショナルな立ち食いそば店の味です。時刻は午後1時過ぎでしたが、次から次へとお客さんが入ってきて賑わっていました。この日は「ねぎそば」を頼んでいる人が多かったようです。ごちそうさまでした。

<地図>

<店舗データ>
◎住所:神奈川県横浜市中区住吉町1-8
◎交通手段:JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」徒歩5分
横浜臨海高速鉄道みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩7分
◎営業時間:[月~土]7:00~22:00 [祝]7:00~19:00
◎定休日:日曜

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