高知・ひろめ市場にある土佐のうまいもん処「珍味堂」は高知の様々なおいしいものが楽しめる店。うつぼのタタキ、マンボウの唐揚げといった珍味をはじめとするツマミ類、そば・うどん、カレーといった食事類、そしてビールにチューハイ、土佐の地酒まで揃っています。
飲食店約40店舗が入る「ひろめ市場」
ひろめ市場は、飲食店約40店舗、お土産物屋さんや洋服屋さんなどの物販店が約20店舗が混在する大きな屋台村のような施設。月曜日~土曜日は朝8時、日曜日は朝7時からやっていて、朝から堂々と飲める嬉しい場所。でっかい居酒屋みたいなもんですね。路面電車ですと「大橋通」を降りて、高知城方面に徒歩2分ぐらい。はりまや橋交差点方面からは帯屋町筋のアーケードを通って徒歩8~9分。
招き猫をあしらったおめでたい感じの看板に迎えられ、透明なビニールシートの入口を入ると、まず目に飛び込んでくるのが、“わら焼タタキ”を実演している「黒潮水産」。
そこを左手方向に進むと通称「お城下広場」に出ます。
中央が食事スペースになっており、その周りにある飲食店から好きな料理や飲み物を買って、空いている席で楽しむというフードコートスタイル。
いろんなタイプの席がありますが、「お城下広場」で多いのがこの8名がけテーブル。混雑時は相席必至ですが、それもまた一興。
奥(追手通り側)の「自由広場」付近の店は午前10~11時オープンの店が多く、ウィークデイの午前10時過ぎの段階ではまだこんな感じ。昼時にはここも多くの人で賑わいます。
刺身、貝、変わり豆腐、寿司などメニューは多彩
今回紹介する「珍味堂」は「お城下広場」と「自由広場」の間ぐらいにあります。店の前に冷蔵ケースがあって、その中には小分けにパッケージされた何種類ものツマミや惣菜が並んでいます。刺身、貝、変わり豆腐、寿司などメニューは実に多彩。
その中から好きなものを選んで精算し、こんな感じでテーブルへ。もちろん朝から飲みもOK!中生は500円。
この日選んだのは珍味の代表「うつぼのタタキ」(580円)。弾力がある独特の食感で、味は淡泊。
こちらは中生のサービスでついてきた鶏の唐揚げ。一杯につき2個いただけます。
炊き込みご飯「カツオめし」。
「フグの煮こごり」(280円)。
「そば」と「うどん」まである!
このお店で嬉しいのは「そば」と「うどん」があること。
しかも「シンプルな日本そば」と「さぬきうどん」は200円と格安!
これは「ぶっかけそば」(380円)。青ネギ、刻みのり、おろしがトッピングされています。
そばはもっちりしていて適度な弾力があります。つゆはカツオ出汁がきいていてやや甘め。おろしをそばに絡めるとサッパリして結構イケます。一般的な立ち食いそば店のクオリティを十分クリアするレベル。
高知市に行ったらまずは「ひろめ市場」へ!
今回は「珍味堂」を中心に取り上げましたが、ひろめ市場内にある店のもだったら、どこのモノを食べてもOK!開店前から行列ができる人気店「明神丸」の藁焼き鰹たたきとか、自由広場にある「やいろ亭」の塩タタキ、「安兵衛」の屋台餃子など、美味しいものがいっぱいです。高知に行ったら酒飲みはもちろん、そうでない人もまずは「ひろめ市場」に行くことをオススメします。ごちそうさまでした。
ひろめ市場最高!!
<地図>
<店舗データ>
◎住所:高知県高知市帯屋町2-3-1 ひろめ市場
◎交通手段:路面電車をご利用の方は「大橋通」下車、徒歩2分
◎営業時間:[月~土]8:00~22:30 [日]7:00~22:30
◎定休日:無休