今回ご紹介する「ごぼう天うどん」は、佐賀県のメーカー・サンポー食品の商品。1984年の発売より長年愛され続けているカップ麺です。
まずは見た目など。
この商品を発売しているサンポー食品は佐賀県三養基郡基山町に本社を構える食品会社で、即席めんや乾麺の製造・販売をしています。創業は大正10年(1921年)と100年近い歴史を持つ老舗メーカー。1959年に即席棒状ラーメン「三宝(みたから)ラーメン」の製造を開始し、これがお客さんから「サンポーラーメン」と呼ばれて親しまれたことから、1965年に社名を旭製粉製麺株式会社からサンポー食品株式会社へと変更したそうです。このブログでは袋麺タイプの棒ラーメンを3種類、カップ麺を1種類ご紹介しています。
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この商品は、1984年の発売から長年愛され続けているこの会社の「ごぼう天うどん」を、よりおいしくリニューアルしたものとのこと。パッケージは半分が調理例写真、半分が茶色をベースに毛筆タッチの商品名というデザイン。
ごぼう天の「ご」の字の上に配されているのがサンポー食品のキャラクター「ヤカンちゃん」。
サイトによると…
5歳の男の子です。
僕の特技は「3秒でお湯を沸かせること」だよ。
好きなものは、焼豚ラーメン
ちなみに「ヤカンちゃん」には妹がいて名前は「ピッピちゃん」。サイトによると…
3歳の女の子です。
私の特技は「食べどきをお知らせすること」。
好きなものは、ごぼう天うどん!
「ごぼう天」が好きなら、ピッピちゃんもパッケージのどこかに登場させてあげた方がいいのでは…。
早速つくってみる。
カップの中に入っていたのは粉末スープとかき揚げ。
麺はこんな感じ。油揚げ麺です。
さて感想は。
麺の上に「ごぼう天」「粉末スープ」の順で入れ、熱湯を注いで5分待てば、出来上がり。スープをよく溶かすため「ごぼう天」「粉末スープ」の順で入れることが推奨されているのですが、その順番ですと、下の写真のように、天ぷらの上に粉末スープのカタマリができちゃうことがあるんですよね。まあ、これはこれでおいしいんですけどね。
麺リフト。
さて、いただきます。まずはスープ。いりこなどの魚介系と昆布だしが利いた、博多うどん風の優しい味のスープです。次に麺をいただくと、柔らかくてモチッとした、こちらも博多うどん風。そして、この一杯の主役、かき揚げタイプのごぼう天。フタを開けた時点ですでにスープをたっぷりと吸っていて、ふんわりどころか、もうヤワヤワ。箸をつけただけで崩れます。固めが好きな方は後のせした方がいいかも。ごぼうの他、小エビが入っていて、エビの香ばしさがいいアクセントになってくれます。調理例写真に比べるとごぼう、小エビともサイズが小さいのがちょっと気になりますが、そこはご愛敬ということで。その他の具はネギとちっちゃいかまぼこ。というわけで、優しいスープとモチッとしたうどんを楽しみながら、途中一味を一~二振り入れて味にピリ辛さを加えて完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.5(気に入った)
<商品データ>
◎価格:193円(税抜)
◎内容量:93g(めん65g)
◎カロリー:439kcal