アイランド食品の「銘店伝説 東京吉祥寺ホープ軒本舗」は、昭和13年創業の老舗中華そば店「ホープ軒本舗」のメニューをモチーフにした袋麺。ちぢれ麺に絡む背脂とニンニクが効いた豚骨ベースのスープが特徴で、本格的なお店の味が手軽に家庭で楽しめます。
まずは見た目など。
昭和13年創業で、東京背脂豚骨醤油ラーメンのルーツとも言われる東京吉祥寺の「ホープ軒本舗」。今回いただいたのは、そんな老舗の味を再現した袋麺です。開発・販売しているアイランド食品は、香川県綾歌郡に本社を構える会社。看板シリーズの「銘店伝説」シリーズは、全国有名ラーメン店の人気商品を再現したもので、その特徴は、開発に当たってスタッフは店主に材料やレシピを一切教えてもらっていないこと。「絶対味覚」を持つ開発スタッフが、実際にラーメン店を訪問し、対象となるラーメンを味わってその「味の記憶」をもとに、さまざまな素材を組み合わせて味覚再現に取り組んで開発しているそうです。この話、何度聞いてもスゴいなあと思います。パッケージは「ホープ軒本舗」の暖簾カラーである黄色×赤。パッケージ表側は、左に調理礼写真、右に店舗の入口写真があしらわれています。裏面には原材料や作り方など。
早速つくってみる。
パッケージを開けると、中には生タイプの麺と液体スープが2つずつ。
推奨の茹で時間は2分～2分半と短め。
さて感想は。
麺を茹でている間に器にスープを入れて、1人前270ccのお湯を入れてかき混ぜます。麺が茹で上がったらお湯をよく切ってスープに入れ、別途用意した具材を加えたら出来上がり。
麺リフト。細目の縮れ麺です。
さて、いただきます。まずはスープ。調理例写真に比べるとやや白っぽく、表面には脂が浮いています。一口いただくと、ほんのりとにんにくの風味が香り、まろやかでコクのある背脂系の豚骨スープ。豚骨臭さや脂っこさはありません。次に麺をいただくと、程好いコシ。細目なので一本一本が密着していて、箸で持ち上げると麺と麺との間にスープが入り込んで、いい感じに麺をスープを味わうことができます。で、またスープを一口。早くもクセになっています。今回具材は煮卵、ねぎ、わかめ、小松菜の茹でたものをトッピング。それぞれを楽しみながら食べ進めます。そして3分の2ほど食べたところで、用意しておいた摺りおろしにんにくをプラス。味変を…と思ったのですが、もともとにんにくの風味が強いので、劇的には変わりませんでした。という感じで、麺とスープを楽しみながら完食。ごちそうさまでした。
＜私の評価（5段階）＞
★★★☆☆ 3.8（気に入った）
＜商品データ＞
◎価格：410円（税抜）
◎内容量：麺110g×2、スープ80g×2
◎カロリー：530.4kcal