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【立ち食いそば】中野「田舎そば かさい」名物の田舎そばは太くて食べ応えあり!

東京都中野区中野の「田舎そば かさい」は、JR・東京メトロ「中野駅」から徒歩1分の立ち食いそば店です。古き良き昭和の風情漂うこの店で、名物「田舎そば」をいただきました。

中野サンモール商店街入口の右横

場所はJR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」北口改札を出てすぐ目の前。アーケード街「中野サンモール商店街」入口の右2軒隣。「田舎 そば うどん さかい」と赤字で書かれた黄色い看板、そして同じく黄色いテントが目印です。

通りに面した、オープンなカウンターのみのお店で、イスはなく純粋な立ち食いそば店。この地で約45年間にわたって愛され続けてきとのことで、その外観は実に風情があります。この日入店したのは11時35分頃。先客は男性3名。店員さんは2名体制でした。自動券売機はなく、店員さんに口頭でオーダーし、出来上がりと共に支払いするキャッシュ・オン・デリバリー方式。空いていた一番左側の給水器のある場所にスペースを確保し、店員さんに注文を告げます。

厨房を囲むL字カウンターのキャパはギュッと詰めれば7名程度。ただ、ソーシャルディスタンスを取ることが求められるこの時期は、カウンターにテープで仕切りが設けられており、5名が立ち食いできるようにされていました。そして厨房と立ち食いカウンターの間には透明のビニールシートが設置してあります。

並盛の他、大盛やハーフも!

正面の壁にはメニューが掲げられています。それによると、ベースとなる「田舎そば・うどん」が310円、「かき揚げそば・うどん」が400円、「あじ天そば・うどん」が430円、「イカ天そば・うどん」が440円など。以上は「並」の価格で、それぞれ「大盛」「ハーフ」があります。例えば「田舎そば・うどんは」大盛が390円、ハーフが220円。カウンターの上をチェックすると、七味と小さな壺に摺りおろした生姜。

存在感たっぷりの太麺

オーダーして待つこと1分ちょいで出てきたのがこちら。「田舎そば」(310円)。

そばアップ。存在感タップリの太麺です!

さて、いただきます。まずは七味をサッと振りかけてそばを一口。太くて柔らかく、モチッとした食感。これは都内の何軒もの立ち食いそば店に麺を提供している製麺会社「むらめん」製の茹で麺です。次につゆをいただくと、鰹の出汁の風味がしっかりと香ります。色は濃い目ですが塩っぱくはなく、どこか懐かしい昔ながらの関東風のつゆですね。今回は天ぷらなどトッピングは頼みませんでしたが、シャキシャキのねぎがいいアクセントになってくれます。そして半分ほど食べたところで、いよいよ摺りおろし生姜を3サジほど投入。するとつゆが一気に生姜に支配されました。これもまた良し…というわけで箸が一気に加速して完食。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★★☆ 4.0(気に入った)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都中野区中野5-63-3
◎交通手段:JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」北口徒歩1分
◎営業時間:[月~金]7:00〜14:00 15:00〜22:00[土祝]7:00~14:00
15:00〜19:00 ※14:00~15:00は中休み
◎定休日:日曜日

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