マルタイの「熊本黒マー油とんこつラーメン」は、ニンニクをラードと植物油脂で黒くなるまで炒めてすり潰した特製黒マー油付きの袋麺です。
まず、熊本ラーメンとはどんなものなのでしょう。Wikipediaによると…
豚骨ラーメン発祥の地である福岡県久留米市から、熊本県玉名市を経て、熊本市とその周辺地域に伝播したラーメンである。玉名ラーメンや博多ラーメン(長浜ラーメン)に比べると太い麺を使い、また、スープに鶏ガラが加わるのが特色である。スープには豚骨に鶏ガラを使うが、豚頭骨のみでスープを取る店も少なくない。また、スープにチップ状にした揚げにんにくやマー油(にんにくを揚げた油)、フライドガーリックなどを入れるのも特徴である。このため、豚骨のアクが強い博多ラーメンなどに比べマイルドな味わいとなっている。ルーツである久留米ラーメン・玉名ラーメンとの最大の違いは、スープを当日に使い切り、継ぎ足しが無い点にあるという。これによりいわゆる「トンコツ臭」を抑えている。麺は低加水の中太ストレート麺を使い、やや堅めに茹で上げる。具材には台湾風に味付けされた煮玉子やキクラゲ、チャーシュー、メンマ、刻み小ネギ、モヤシ、海苔等が用いられる、中には豚肉の角煮、キャベツ、高菜等が入るものもあるが紅生姜や生ニンニクは入らない。
パッケージは同じマルタイのベーシックな棒ラーメンのものより一回り大きいサイズ。赤がベースとなっていて、出来上がり例の写真があしらわれています。裏はこんな感じでイラスト入りの作り方や原材料が書いてあります。
早速つくってみる。
中に入っていたのは「粉末スープ」「調味油」が二つずつと、麺が二束。
一人前の作り方は、500mlの水を沸騰させて麺一束を入れて3分間茹でます。で、茹で上がったら火を止め、粉末スープと調味油を入れてかき混ぜればOK。
さて感想は。
玉子やキクラゲ、チャーシュー、フライドガーリックなどがあったらベストなんでしょうけど、今回はなかったのでパッケージの写真とは全然違うものになってしまいました。加えたのは小松菜のおひたしとひき肉、ニンジン。それにネギとのりをトッピングしました。スープの表面に浮かんでいる黒い粒は黒マー油の中に入っているローストガーリック。
麺リフト。ノンフライ・ノンスチーム製法のストレート麺です。
まずスープを一口。ガツンとニンニクがきいているのかと思いきや、それほどでもありません。ほのかにガーリックが香るあっさりしたスープで、マー油の香ばしさも感じます。中太の麺はさすがマルタイだけあってうまいですね。スープとの相性もバッチリ。ニンニクガツンをお望みならば、フライドガーリックを加えるといいと思います。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.6(まあまあ)
<商品データ>
◎内容量:186g(めん146g)
◎カロリー:339kcal