池袋の「そばいち二八 IKE麺KITCHEN池袋店」は、池袋駅構内のフードコートにあるお店。店内で製麺をした、打ちたて・茹でたての二八そばが特徴です。
二八そばを供するスペシャルな「そばいち」
JR東日本系のNRE(日本レストランエンタプライズ)が展開する駅そばブランド「そばいち」。2017年7月現在、このIKE麺KITCHEN池袋店の他、ペリエ千葉店、海浜幕張店、エキュート赤羽店、Tokyo Food Bar秋葉原店、恵比寿店、神田店、nonowa東小金井店、新宿店の9店舗があります。このブログではペリエ千葉店と海浜幕張店をご紹介しました。
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ただ、この「そばいち二八 IKE麺KITCHEN池袋店 」は、他の「そばいち」と一線を画します。というのもただの“生そば”ではなく、店名にあるように“二八そば”を提供している、スペシャルな「そばいち」なのです。
懐かしの「すなっくらんど」跡に2012年オープン
場所は池袋駅の構内。東口方面への出口階段下にある待ち合わせスポット「いけふくろうの像」すぐ横にあるフードコート「IKE麺KITCHEN」の中の一店です。実はここ、昭和の昔には雑然とした立ち食い飲食店街「すなっくらんど」だった場所。私も10代後半~30代前半にかけて100回以上利用したことがあります。それから長い年月が流れ、この「IKE麺KITCHEN」がオープンしたのは2012年11月1日。今はこのお店の他に、讃岐うどん「たら福本舗」、「ザ・鉄板ナポリタン ナポリの殿堂」、たこ焼きの「築地 銀だこ」の4店舗が入っています。ちなみにこの「IKE麺KITCHEN」前の通路はチェリーロードというらしいけど何でだろう。
フードコートの入口はそのチェリーロード側といけふくろう側の二つあります。入口横には各店舗のメニューが写真入りで紹介された看板が掲げられており、これによるとベースとなる「もりそば」「かけそば」が320円、「かき揚げそば」が450円。同じNRE系で、この店の60メートルぐらいの超近距離にある「大江戸そば」に比べると、「もり・かけ」が50円、「かき揚げ」が70円も高い価格設定。さすがスペシャルな「そばいち」!
店内はイス席99席、立席20席でキャパは全部で119席。席は基本的に他店との共用スペースなので、調味料や箸などは一切置いてありません。
では、どうするか。自動券売機横の注文口手前のスペースに割箸やそば湯、そしてゴマ、七味などの調味料が置いてありますから、そばを受け取って席に着く前に、ここで箸をとって、七味などを振りかけるわけですね。
それはわかったんですが、咄嗟にわからなかったのがそば湯。そば湯を入れたポットの横に、上の写真のように小さな湯桶がいくつも並んでいます。最初私はこの中にはそば湯が入っていて、必要な人は持っていくものだと思っていました。でもこの湯桶を持ち上げてみると全部カラ。で、よく考えてみるとこれにセルフでポットからそば湯を注いで持っていくというシステムだったんですね。わかんなかったんでとりあえずスルー。そばを食べた後でそばちょこを持って来てポットから直に注ぎました。なんか書いておいてよ~。
茹でたてで香り高い二八そば
注文を受けてからそばを茹でるので、茹であがるまである程度時間がかかります。食券を店員さんに渡して、注文口の前で待つこと5分ぐらいで出てきたのがこちら。「板そば」(550円)。
そばを上から。もりそば2人前はあろうかというボリューム。
茹でたてで、キリッと水で締めたそばはエッジがあり、ツヤツヤと輝いています。一口すすると口の中にそばの香りが広がります。しっかりとコシがあり、喉越しもなかなか。つゆは辛め。個人的にはもう少しカツオ出汁が強くてもいいかなと思いますけど、これはこれでいいんじゃないでしょうか。ただ一つ残念だったのがネギとわさびが少ないこと。このそばの量だったら3倍は欲しい。目の前に七味があれば、半分はわさび、そして残り半分は七味というように、味を変えて楽しむこともできるんですが、そのためにはわざわざ注文口のところまで七味をかけにいく必要がありますし…。とはいえ、香り高いそばには満足しました。ごちそうさまです。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.6(まあまあ気に入った)
<地図>
<店舗データ>
◎住所:東京都豊島区南池袋1-28-2 JR池袋駅
◎交通手段:JR池袋駅構内(いけふくろうの前)
◎営業時間:7:00~23:00
◎定休日:無休