徳島と高知への旅行記その3です。前回は阿波池田で開催されていた「四国酒まつり」で日本酒の試飲をして、電車でまた1時間ちょいかけて高知に帰ってきたところまでご紹介しました。
今回は高知の街へと繰り出します。
いざ夜の高知の街へ
阿波池田から高知に戻り、ホテルにチェックインしたのは16時過ぎ。さすがに疲れたので1時間半ほど休憩。そして体力をチャージして17時30分過ぎにいざ高知の街へと繰り出します。まず向かったのがグリーンロード。この通りには、夜になると南北およそ200メートルにわたって7~8軒の屋台が出現します。多くの店は19時~20時開店なので、この時間はまだ準備中の店がほとんど。それぞれの屋台の外観にも個性があって、こちらの「松ちゃん」はブルーと赤のツートーンカラー。
日曜市が開催される追手筋を渡って帯屋町方面へと向かいます。「おびや町小路」のお店の赤ちょうちんにも灯りがともり、いい風情ですね。
目指すのはこの帯屋町筋のアーケードを出たところ。学生服のこじまやの前にはでっかい学生服。これ、写真ではなくて実物。丈は1.5メートルぐらいあるでしょうか。
ひろめ市場は超満員
そして到着したのは「ひろめ市場」です。ここは飲食店約40店舗、お土産物屋さんや洋服屋さんなどの物販店が約20店舗が混在する大きな屋台村のような施設。月曜日~土曜日は朝8時、日曜日は朝7時からやっていて朝から飲める嬉しい場所。私は高知に行った際はここをベースに動くようにしています。路面電車ですと「大橋通」を降りて、高知城方面に徒歩2分ぐらい。はりまや橋交差点方面からは帯屋町筋のアーケードを通って徒歩10分程度。
入口手前のよさこい広場ではこの日「オホーツク北見物産フェア」が開催されていて、ペパーミントグリーンのパッケージの北見名物「ハッカ油」などが並んでいました。それらをチラリと見てから、ビニールシートをかき分けていざひろめ市場内へ。
土曜日の18時頃ということで中は大賑わい。入口を入ってすぐ手前にある「土佐魚菜市場 ひろめ店」では練り物などが並んでいました。鮮やかなピンクのやつは「すまき」。カマボコみたいなものですが、よりキメが細かくて柔らかい食感。
そして右手にある黒潮水産ではカツオのたたきやにぎり寿司がズラリ。
市場内にあるテーブルはどこも人、人、人。一周しましたが空いているスペースは見当たりません。というわけで飲むのは諦めて、いくつかお土産を買って外へ。
いったんホテルへ
そして向かったのはひろめ市場のすぐ前にあるスーパー「毎日屋」。ここのお酒売場にはキンミヤが売っているんですね。本日、ホテルで飲むために購入するつもりなので、一応あるかどうかを確認。しばらく帯屋町筋のアーケード街をぶらぶらします。漁師さん直営店として人気の「明神丸 帯屋町店」前にはすでに行列が!
マクドナルドでコーヒーを飲んで19時過ぎに、この日行きたいと思っていたグリーンロードの北端にある屋台YUKIへ。
灯りがともっているのですがまだ仕込み中の模様。まだしばらくは開店する様子がないのでひろめ市場付近に戻り、スーパー毎日屋でキンミヤのボトルを、ひろめ市場の黒潮水産ではカツオのたたきを購入していったんホテルに戻りました。ホテルすぐ近くのコンビニで買った炭酸でキンミヤを割って酎ハイとして、カツオのタタキで一杯。タタキは肉厚。ニンニク、ネギ、レモンなど薬味類もしっかり入っているのが嬉しい!
屋台YUKIで屋台餃子を堪能
30~40分飲んで再び夜の街へ。20時40分ぐらいに屋台YUKIに行ったらさすがにオープンしていました。そしてテーブル席に。このお店は30代ぐらいの若手男性2~3名体制。店長さんはリーゼントのイカしたお兄さん。そのため別名「リーゼント屋台」と言われているとか。といっても皆さんとても感じが良く、物腰も柔らかです。
まずドリンクは瓶ビール。つまみはまず「おでん」。厚揚げ、ちくわ、ピンクのやつはすまき、あと大根。
しばらくしたら「屋台餃子」が焼き上がってきました。こちらは二人前。外はこんがりキツネ色。皮はカリッとして香ばしく、中はひき肉、キャベツ、ニラがギュッと詰まっていて噛みしめると旨みが口中に広がります。
ビールをもう1本追加オーダーしたタイミングで「青じそ餃子」も1人前注文。
外見は「屋台餃子」と全く同じですが、しその香りが強く、「屋台餃子」よりはシャキシャキした食感で、これもまた良し。21時ぐらいだったでしょうか。20代ぐらいの女性2名が入口ではないところから店内に入ってきて、店長さんに「インスタ見ているんですけど、写真だけいいですか」と撮影を依頼。「いいですよ」と店長さんは快く承諾。いい人だなぁ。そんな様子を見ながら、青じそ餃子をつまみにビールを飲んで、40分ほどでお愛想。ホテルに帰ってキンミヤの酎ハイを飲んだのでした。
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