先週訪問した板橋区仲宿の立ち食いそば店「そば谷」を、リピート訪問してきましたのでご報告します。
ベースとなる「そば・うどん」が270円
「そば谷」は、2020年2月12日にオープンした店で、かつて東十条にあった名店「そば谷」をリスペクトし、その名を引き継いだという立ち食いそば店です。場所は都営地下鉄三田線の「板橋区役所前駅」と「板橋本町駅」とのちょうど中間辺り。上に首都高が走る国道17号線(中山道)沿い。外の壁には黄色バックで価格入りでメニューが紹介されています。
価格はベースとなる「そば・うどん」の並が270円。大盛(麺1.5倍)が350円で、半分(麺半分)が200円。半分があるのが珍しいですね。トッピングとなる「五目かき揚げ」が180円、「げそ天」「いか天」「とり天」が各130円、野菜天ぷら各種が100円など。
キャパは約10名
この日入店したのはちょうどお昼のピークを迎えようとする11時50分頃。先客は男性一人客が3名でした。店内は厨房を囲むL字カウンターがあり、6~8名が立ち食いできる感じ。奥の壁際にも2~3名が立ち食いできるカウンターがあります。自動券売機はなく、カウンターの一角の注文コーナーで店員さんに口頭でオーダーして、前払いで料金を払うシステムです。イスはなく、純粋な立ち食いそば店。L字カウンターの上にあるケースには、揚げ置きされた天ぷらが並んでいます。ああ、紅しょうが天も美味そう!
いただいたのは「春菊天そば」
そして待つこと2分ちょいで出てきたのがこちら。「春菊天そば」(370円)。
上から。
さて、いただきます。まずはつゆを一口。国産厚削り「宗田かつお節」「鯖節」をふんだんに使用して毎日店舗で出汁をとっているというつゆをいただくと、かつお出汁の風味が豊か。ただ、この前いただいた時に比べると深みのような甘さはなく、ややさっぱりした感じ。興和物産製のそばは生そばっぽいのですが、ゆで麺ですかね。そして春菊天を割って口に運ぶと、衣に浸みたつゆの味の次にほんのり春菊の苦味。そして時間が経過すると共に、つゆがどんどん浸みて来て美味さを増していく天ぷらの衣を、そばと一緒に楽しみながら完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.6(気に入った)
<地図>
<店舗データ>
◎住所:東京都板橋区仲宿53-1
◎交通手段:都営三田線「板橋本町駅」「板橋区役所前」より徒歩7~8分
◎営業時間:[月~土]第1部/5:00~9:00、第2部/11:00~20:00
◎定休日:日曜日