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【袋麺】アイランド食品「銘店伝説 勝浦式坦々麺 江ざわ」唐辛子とラー油が絶妙なバランスでブレンドされた醤油ベースのスープは本格的な辛さ!

アイランド食品の「銘店伝説 勝浦式 坦々麺 江ざわ」は、勝浦タンタン麺の元祖と言われる千葉県勝浦市の「江ざわ」の看板メニューを再現した袋麺。唐辛子とラー油が絶妙なバランスでブレンドされた醤油ベースのスープが特徴です。本格的な辛さで、辛いもの好きにはたまりません。

まずは見た目など。

「江ざわ」はいわゆる勝浦タンタン麺発祥の店。初代の店主が昭和29年に、四川の汁なし担々麺をヒントに、店の醤油ラーメンに担々麺に使用するラー油や挽肉などの具材を載せた辛いラーメン「江ざわ式・坦々麺」を考案。これが漁師や海女さんたちの間で「冷えた身体が温まる」と評判に! それが口コミで広まって、勝浦にこのタイプのタンタン麺を作る店が増えたのだとか。なお、普通「タンタン麺」を感じで書く場合、「担々麺」と手へんの「担」を用いますが、江ざわでは「勝浦の地に根ざすように」という想いを込めて、土へんの「坦」を使っているとのと。

この袋麺を開発・販売しているアイランド食品は香川県の会社。看板シリーズである「銘店伝説」シリーズは、全国有名ラーメン店の人気商品を再現したもの。その特徴は、開発に当たってスタッフは店主に材料やレシピを一切教えてもらっていないこと。「絶対味覚」を持つ開発スタッフが、実際にラーメン店を訪問し、対象となるラーメンを味わってその「味の記憶」をもとに、さまざまな素材を組み合わせて味覚再現に取り組んで開発されています。パッケージはシリーズ統一の赤がベースとなったデザイン。

早速つくってみる。

袋の中に入っていたのは麺が二束と、液体スープが二つ。

まずは別途用意した玉ねぎをざく切りにして、軽く湯通しします。そして、フライパンに油を引き、玉ねぎ、ニンニク、豚ひき肉を炒め、250ccのお湯と添付の液体スープを入れ、煮立ったら火を止めます。次に麺を2分~2分半ほど茹でます。

さて感想は。

そして麺が茹で上がったら湯切りしてどんぶりに投入。別途用意した具材を加えたら出来上がり。

麺リフト。縮れがある細麺です。

さて、いただきます。まずはスープを一口いただくと、ラー油の辛さがガツンときいた醤油スープ。辛ウマで続けて2口すすると思わずむせてしまいました。結構本格的な辛さです。トッピングしたネギをいただき、口の中に広がった辛さを緩和。そして麺。細くて縮れがあってスープが良く絡み、麺自体のうまさもあります。具は別途用意する必要がありますが、やはり刻んだ玉ねぎは必須です。シャキっとした食感がいいアクセントになって、辛いスープとの相性もバツグン。途中何度かむせながらも、ウマ辛なスープと麺、そして時間が経つに連れて辛いスープを吸って美味さが増していく玉ねぎ、ひき肉などの具材を十分に堪能して完食。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★★☆ 4.0(とても気に入った)

<商品データ>
◎価格:410円(税抜)
◎内容量:麺110g×2、スープ65g×2
◎カロリー:503.1kcal(1食当たり)

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