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【立ち食いそば】板橋区仲宿「そば谷」2020年2月開店の立ち食いそば店!味わい深いつゆがクセになる。

板橋区仲宿の「そば谷」は、2020年2月12日にオープンした立ち食いそば店。かつて東十条にあった名店「そば谷」をリスペクトし、その名を引き継いだというお店です。

板橋区役所前駅と板橋本町駅の中間地点

場所は都営地下鉄三田線の「板橋区役所前駅」と「板橋本町駅」とのちょうど中間辺り。上に首都高が走る国道17号線(中山道)沿いです。この付近には飲食店やショップが少なく、夜に行くと、こんな感じでこの「そば谷」と隣の居酒屋の2軒だけが灯りを放っています。

イスはなく純粋な立ち食いそば店

この日入店したのは19時45分ごろ。自動券売機はなく、カウンターの一角の注文コーナーで店員さんに口頭でオーダーして、前払いで料金を払うシステムです。なお、PayPayの仕様も可能。価格はベースとなる「そば・うどん」が270円。「五目かき揚げ」が180円、「げそ天」「いか天」「とり天」が各130円、野菜天ぷら各種が100円など。先客は男性2名で、店員さんは男性1名、女性1名の2名体制でした。

店内は厨房を囲むL字カウンターがあり、6~8名が立ち食いできる感じ。奥の壁際にも2~3名が立ち食いできるカウンターがあります。イスはなく、純粋な立ち食いそば店です。

店内には色々と貼紙・POP類が掲示されていますが、その中でもひときわ目を引いたのが次の貼り紙。

東十条の名店「そば谷」

当店は惜しまれつつ平成26年に45年の歴史の幕を閉じましたそば谷と同じ出汁・同じ製麺所から仕入れを行っております。

良き味を継承し、多くの天ぷらメニューなど豊富な品揃えに取り組みお客様に楽しんでいただけるよう努力いたします。 そば谷

ああ、東十条駅の北口を出て階段を上ったところにあったお店ですね。私も何度か行ったことがあります。同じ製麺所ということは興和物産の麺を使っているのですね。

宗田かつお節と鯖節をふんだんに使ったつゆ!

待つこと2分ちょいで出てきたのがこちら。「げそ天そば」(400円)。

さて、いただきます。まずは深みのある琥珀色のつゆから。一口いただくとかつお出汁の風味が豊かで、どこか甘味を感じる味。壁に貼ってあるPOPによると、添加物のない国産厚削り「宗田かつお節」「鯖節」をふんだんに使用し、毎日店舗で出汁を取っているそうです。そばはオーソドックスな立ち食いそばのそばでつゆとの相性はバツグン!そしてげそ天は刻んだげそがゴロゴロ入っているタイプで、衣はやや厚め。口に入れて噛みしめると、げその旨味がジュワッと浸み出して口の中に広がります。しかし、このつゆ、クセになる味ですね。そんなつゆがどんどん浸みて来て美味さを増していく天ぷらの衣&げそを、そばと一緒に楽しみながら完食。ごちそうさまでした。

<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.8(気に入った)

<地図>

<店舗データ>
◎住所:東京都板橋区仲宿53-1
◎交通手段:都営三田線「板橋本町駅」「板橋区役所前」より徒歩7~8分
◎営業時間:[月~土]第1部/5:00~9:00、第2部/11:00~20:00
◎定休日:日曜日

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