マルタイの「元祖長浜屋協力 豚骨ラーメン」は、福岡の有名店「元祖長浜屋」協力のもと、同店の味を再現したカップ麺です。
まずは見た目など。
棒ラーメンで有名な福岡のマルタイ。カップ麺もいくつか発売していますが、今回いただいたのは「元祖長浜屋協力 豚骨ラーメン」です。まず見た目で気になるのがその大きさ。エースコックのスーパーカップのような形状で、なかなかのビッグサイズ。ちなみに内容量はオーソドックスなカップヌードルの約2倍の145gで麺は約1.35倍の88g、で、気になるカロリーは約1.7倍の593kcal!そしてパッケージは昭和レトロっぽいイメージ。フタを見ると中央に大きく「長浜屋協力」という文字、そして右半分が調理例写真で、左半分が新聞記事風に長浜屋の説明が書いてあります。そしてあちこちに「この矢印まではがしんしゃい。」「ここからあけんね。」「内側の線までお湯ば入れんしゃい。」と博多弁による指示書きがあり、“本場感”が漂っています。
早速つくってみる。
フタを開けると入っていたのは「液体スープ」「かやく」「切りごま」「紅しょうが」の4つもの小袋!ごまが割とたっぷりめなのに驚きます。それに対して紅しょうがはスカスカでややショボめ。
中はこんな感じ。細目の麺ですが、予想していたより細くなかったです。
さて感想は。
推奨の湯戻し時間は90秒。フタを開けて液体スープを加えてよくかき混ぜ、切りごまと紅生姜をトッピングすれば出来上がり。
麺リフト。色白でほぼストレートです。
さて、いただきます。麺はやや固めでしっかりした歯ごたえ。ただ、マルタイの棒ラーメンの麺には麺自体の旨さを感じるのに対して、カップ麺の麺は淡白でそれが感じられないんですよね。次にスープをいただくと、豚骨臭はせずサラッとしたあっさり系。フタの新聞記事風の記述によると長浜屋の豚骨ラーメンは「食べ飽きないあっさり系」と紹介してあるので、それを忠実に再現しているのでしょう。しかしこってりの豚骨好きの自分としては、やや物足らず。かやくは味付豚肉、ねぎ、そして切りごま、紅しょうが。この中でダントツに存在感があるのが切りごま。麺をいただく度に、またスープを飲む度に一緒に数個口の中に入ってきて、噛むとプチッと弾けていいアクセントになってくれます。ただ、豚肉はいかにもカップ麺の具といった感じ。ということで、もう少しパンチが欲しいな…と思いながら完食。ごちそうさまでした。
<私の評価(5段階)>
★★★☆☆ 3.1(まあまあ)
<商品データ>
◎価格:180円(税抜)程度
◎内容量:145g(めん88g)
◎カロリー:593kcal
◎発売日:2010年11月29日
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